ツールを選ぶ基準は?
公開日: |更新日:
ビジネス・オフィス向けのワイヤレスプレゼンテーションツールは2020年12月現在、10種類以上が販売されています。それぞれ機能に特徴があり、運用のために必要な機器や環境も違います。そんな多くの機種から最適なものを決めるには、どんな選び方をすべきでしょうか。
まず「自分たちの求める機能があるか」
最優先にすべきは「求める機能があるかどうか」です。
例えば、ディスプレイに同時に表示できる画面数は機種で違い、2つだけのものから、数に制限のないものまであります。同時表示数が多ければ、画面上で比較できる資料の数も増え、活発に議論ができるようになります。しかし、そのニーズがなければ同時表示数の少ない機種でもよいでしょう。
表示できるコンテンツの種類も幅があり、パワーポイントで作った資料や映像だけでなく、ネットに接続してウェブサイトを直接表示できるものもあります。
こうした機能の要否で、機種を選ぶといいでしょう。
どんな人物が使用するか
機種によって必要な機器が違ってきます。特に「送信機の要否」は、運用方法に大きく影響します。
送信機が必要な場合は、送信機の数に発表者数が限られます。多くの人数が同時発表したい場合には不向きと言えるでしょう。
また、送信機を管理し、不具合時にも対応できるような運用体制が社内に必要です。
一方で、送信機がない機種では、接続時にIPアドレスの入力が必要になるなど、一定のリテラシーが求められます。「パソコンに送信機を挿せばOK」という安心感が優先されるなら、送信機がある機種のほうが良いかもしれません。
送信機が不必要なものでも、機種によって接続可能な人数に違いがあります。既存のネットワークを利用する場合は、ネットワークの容量次第で接続可能人数が変わる一方、離れた場所からでもプレゼンができるものもあります。参加者数や、会議室の環境に適した機種を選ぶことが重要です。
無料トライアル期間があるか
上記条件はすべて利用者のリテラシーに左右されます。可能であれば、使ってみた上で最適な機種かを判断できる「無料トライアル期間」があるか否かも確認しておきましょう。
関連ページ
ワイヤレスプレゼンテーションまるわかりサイト ワイヤレスプレゼンテーションに関わるQ&A 代理店の選び方は? 低価格帯の機材を選んでもいい? 社外に情報が漏れることはない? 繋がらない・音が出ないときは? 設置・接続方法は? そもそもワイヤレスプレゼンテーションとは?ワイヤレスプレゼンテーション
ツール3選
会議を無線化し、効率よくしてくれる「ワイヤレスプレゼンテーション」。国内の主な製品のうち、トライアル期間を設けていて実際の使用感を事前に確認できる3つのツールをご紹介します(2020年12月調査時点)。
| 横スライド できます ➡ |
業界シェア大手
クリックシェア
無料トライアル30日
|
人数・コンテンツ制限なし
ソルスティス
無料トライアル30日
|
お試し導入向け
Simple Cast
無料トライアル14日
|
|---|---|---|---|
| 必要なハード数 |
受信機 送信機×2 |
1台 | 受信機 送信機×2 |
| 同時共有の 最大人数 |
64名 | 無制限 | 4名 |
| 同時共有の コンテンツ数 |
8画面 | 無制限 | 記載なし |
| 離れた部屋との 画面共有 |
記載なし | 〇 | 記載なし |
| 画面レイアウトの 変更 |
記載なし | 〇 | 記載なし |
| ポインター機能の 有無 |
記載なし | 〇 | 記載なし |