ペーパーレス会議
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ワイヤレスプレゼンテーションツールの活用事例として、会議資料をデジタル化するペーパーレス会議について取りあげます。
ペーパーレス会議が実現する仕組みとメリット
- 全員が手元の紙資料ではなくディスプレイを確認し議論することで、会議の活性化・課題解決の早急な対応を促します。
- 資料の印刷が不要になることで、コストや作業工数が削減されます。
会議のペーパーレス化の事例
1.大学の研究室のゼミでワイヤレス環境を実現
京都大学防災研究所の水資源環境研究センターに所属する研究室では、ゼミのディスカッションや研究会でのプレゼンテーション時に、発表者が変わる度、PCと映像機器を有線接続する手間が発生していました。また、ディスカッション時に、参加者が別の資料をもとに議論したくても瞬時に表示切替ができないため、結局、紙で印刷して配布することになってしまいます。そのような背景から、ワイヤレス環境にして画面投影を簡単に行える製品Aを導入しました。
導入後、PCを無線LANに接続するだけで、誰でもすぐにPCの画面投影ができ、資料のランダムな投影の要求にも即座に対応可能になったのです。資料の印刷も不要になり、ペーパーレス化に繋がりました。
参照元:内田洋行(https://www.uchida.co.jp/wivia/case02.html)
2.タブレットを使用した会議の完全ペーパーレス化
全日本空輸株式会社は、従前の会議システムでは説明資料の同時表示ができないため、紙の資料を併用した経緯があります。そこで、完全ペーパーレスでの役員会議運営が可能なワイヤレスプレゼンテーションツールを導入しました。
このツールは、サーバーに接続さえできれば、場所を問わずにワイヤレスで会議開催が可能な構成。また、高度なセキュリティ設定が可能であるので、重要情報を扱う役員会議には適していました。発表者の様々な操作の参加者への同期や、会議資料の2画面同時表示など、機能も充実。操作がシンプルなため、会議に参加する役員が議論に専念できる点も大きな導入理由でした。
このツールの活用で完全ペーパーレス化を実現し、役員から高い評価を得ています。
参照元:キッセイコムテック株式会社(http://www.kicnet.co.jp/mobile/smartdiscussion/case12.html)
ワイヤレスプレゼンテーション
ツール3選
会議を無線化し、効率よくしてくれる「ワイヤレスプレゼンテーション」。国内の主な製品のうち、トライアル期間を設けていて実際の使用感を事前に確認できる3つのツールをご紹介します(2020年12月調査時点)。
| 横スライド できます ➡ |
業界シェア大手
クリックシェア
無料トライアル30日
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人数・コンテンツ制限なし
ソルスティス
無料トライアル30日
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お試し導入向け
Simple Cast
無料トライアル14日
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|---|---|---|---|
| 必要なハード数 |
受信機 送信機×2 |
1台 | 受信機 送信機×2 |
| 同時共有の 最大人数 |
64名 | 無制限 | 4名 |
| 同時共有の コンテンツ数 |
8画面 | 無制限 | 記載なし |
| 離れた部屋との 画面共有 |
記載なし | 〇 | 記載なし |
| 画面レイアウトの 変更 |
記載なし | 〇 | 記載なし |
| ポインター機能の 有無 |
記載なし | 〇 | 記載なし |