ワイヤレスプレゼンテーション
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会議室の無線化を実現するワイヤレスプレゼンテーション。国内に流通しているツールから、導入前に操作感を試せる「無料のトライアル期間」を設けている3製品を比較しました(2020年12月調査時点)。
公開日: |更新日:
会議室の無線化を実現するワイヤレスプレゼンテーション。国内に流通しているツールから、導入前に操作感を試せる「無料のトライアル期間」を設けている3製品を比較しました(2020年12月調査時点)。
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なじみのないツールだからこそ、実際の導入前に、会社になじむか、社員が使えるか試せたら安心ですよね。トライアル期間を設けている国内の製品の主な性能をご紹介します(2020年12月調査時点)。
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業界シェア大手
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無料トライアル30日
|
人数・コンテンツ
制限なし ソルスティス
無料トライアル30日
|
お試し導入向け
Simple Cast
無料トライアル14日
|
|---|---|---|---|
| 必要な ハード数 |
受信機 送信機×2 |
1台 | 受信機 送信機×2 |
| 同時共有の 最大人数 |
32名 | 無制限 ※Unlimited Enterprise版 |
4名 |
| 同時共有の コンテンツ数 |
2画面 | 無制限 ※Unlimited Enterprise版 |
記載なし |
| 離れた部屋との 画面共有 |
記載なし | 〇 | 記載なし |
| 画面レイアウトの 変更 |
記載なし | 〇 | 記載なし |
| ポインター機能の 有無 |
記載なし | 〇 | 記載なし |
無料トライアル期間を設けている3つのワイヤレスプレゼンテーションツールについて、製品の特徴や導入事例を調べてまとめました。
接続人数が無制限
表示コンテンツ数も
無制限
導入は1台だけでOK
海外では
米国陸軍会議などが導入
Solsticeには同時接続の人数や、同時に投影するアプリ・ファイル・ブラウザなどのコンテンツ数に制限がありません(Unlimited Enterprise版)。IPアドレスを知る人なら誰でも簡単に資料を共有できます。Solsticeを使用することで、会議の中でコンテンツを展開させ生産性を高めるワイヤレスプレゼンテーションが実現可能です。
Solstice Podはコンパクトでシンプルなボックスタイプのツール。1台で送受信に対応しており、ケーブル配線やドングルが不要なので、さまざまなスペースで使用できます。集中管理ダッシュボードを使えば、1対複数でアップデートや高度なセキュリティ管理も可能です。
米国産のSolsticeの知名度は日本ではまだ低いのですが、他国ではブリジストンやトヨタ、イェール大学、米国陸軍会議などに導入されている製品。大企業や国家機関が設置していることから、製品そのものの安全性や信頼性の高さが窺えます。
オフィスビルや商業施設の開発などを手掛ける日鉄興和不動産は、旧本社が9フロアに分かれていたため、経営統合による人的なシナジーが充分に発揮できない環境でした。本社の移転をきっかけに、部署の壁を越えたコミュニケーションやコラボレーションの活発化を実施し、新しい働き方を支えるオフィスインフラの一つとして「モバイル環境の実現」を推進しました。具体的な方策として、小規模の会議室にはディスプレイを、中規模以上の会議室には、プロジェクターやワイヤレスプレゼンテーションツール「Solstice」を設置し、全社員にモバイルパソコンやスマートフォンを支給しました。今では、どのエリアでもモバイル端末があれば業務を遂行できるワイヤレス環境が実現し、社員の9割が満足しています。
2002年に設立したメディアプラスは、グローバルな視点で最先端の優れた製品を見定め、提供しています。事業内容の1つが、コミュニケーションやコラボレーションのための映像・音響・通信に関連する製品の代理店販売です。また、2010年10月に、ISO9001/JIS Q 9001の認証を取得※。認証範囲に音響映像機器の代理店販売が含まれています。業務の一つとして、Solsticeの販売、問い合わせ対応、デモ版の提供を行っています。
※初回登録日2012年9月3日、認証発行日2016年9月28日。参照元:メディアプラス公式サイト(https://www.mediaplus.co.jp/coinfo/philosophy/)
※公式サイトの情報より抜粋
最大64名まで接続
最大8画面まで表示
受信機+送信機タイプ
業界シェア大手
パソコンのUSB挿入口にClickShareボタンを挿すだけで、会議に参加できます。有線LANのような配線はなく、無線ネットワーク接続の操作も不要。特別なソフトウェアをインストールすることもありません。社内会議だけでなく、来客との打合せにも使用でき、活用の場が広がります。
スマホやタブレットも、専用のアプリを使用することで、写真やOffice文書を共有できるので、PCと変わらない使用環境で会議に参加できます。必ずPCを用意する必要がないというのは、利用状況によっては非常に魅力的です。
会議資料を画面共有すると印刷が最低限となり、ペーパーレスに貢献します。タッチパネルを使用した投影画面の書込や、タッチパネルからのPC操作など、話者と視聴者の双方向での情報共有の手段が豊富です。また、最大8画面を最大2台のモニターに投影でき、状況に応じた画面の切り替えをすることで、会議の進行がスムーズになります。
総合リース業であるJA三井リースは、社内のワークスタイルを大きく変える取組として、会議スペースの効率化を検討しました。すべての応接室と打合せスペースにモニターを設置し、打合せ時にプロジェクターを使用します。しかし、機器の使用方法や有線接続に手間取り、モニターやプロジェクターを有効活用できないだけでなく、本来の業務の効率が低下してしまいました。この状況を打破するため、特別なソフトウェアをインストールすることなく簡単に使用できるClickShareを導入したところ、初めて使用する人もすぐに使い方を理解し、使用できました。打合せスペースや会議室にはClickShareボタンを挿したPCが設置されています。迅速な情報共有が可能になり、今ではプレゼンや役員会議まで幅広く活躍しています。
1910年創業の内田洋行は、情報の価値化と知の共創を融合させて新たな付加価値を提供するというビジョンを掲げています。事業内容の1つであるオフィス関連事業では、オフィス家具の販売やテレワーク支援などのサービスやソリューションを提示し、時代に合った新しい働き方を提案しています。その一環として、クリックシェアなどの企業向けICTツールを幅広く扱い、情報の共有・発信に係る商品のコラボレーション支援を手掛けています。
※公式サイトの情報より抜粋
最大4名まで接続
表示画面数の記載なし
受信機+送信機タイプ
お手頃価格で
お試し導入可能
HDMIで出力される画像や動画をワイヤレスで伝送できます。アプリケーションのインストールが不要で、操作も難しくありません。ボタン1つ押すだけで、画像や動画をワイヤレスで表示して切替も簡単にできます。この製品は、受信機1台と送信機2台のセットで、受信機1台に対して、送信機は最大4台まで接続可能です。送信機の側面には、microSDメモリースロットを装備しており、スナップショット機能で投影中の画像を保存できます。
信頼性の高いワイヤレスセキュリティを実現するため、IEEE802.11nのセキュリティプロトコルWPA2に存在する脆弱性問題に対応済のWPA2-PSK(AES 128bit)を採用しています。
プレゼンテーションモードとビデオモードの2つのモードがあり、スイッチで切替が可能です。プレゼンテーションモードは、パソコンを操作しながら表示する場合に使用します。最適な映像遅延は200ms以下です。一方のビデオモードは、フルHD対応なので、動画をスムーズに表示したい時に最適です。
Simple Castの導入事例はWeb上にありませんでした。
代理店情報はWeb上にはないようです。メーカーから直接購入するか、ハーマンズ株式会社・株式会社エディオン・株式会社ZOAといった店舗で購入してください。
※公式サイトの情報より抜粋
ワイヤレスプレゼンツールの選択時に、注目したい機能を7つご紹介します。
大人数で接続する場合、同時接続可能な機器の数が多い方が良いが、それだけでは充分とはいえません。機器の対応OSに配慮が必要です。また、使用の簡便さは特に重要です。操作に時間が掛かると、参加者全員が等しく時間を浪費します。
プレゼン内容を広い画面や多くの画面から提示することは、情報伝達の面で非常に有効です。一度に多くの情報を参加者と共有できるメリットがあります。また、プレゼン資料の印刷を最小限に抑えられ、ペーパーレス化にも繋がります。
発表者と参加者の双方向で画面を同時共有してプレゼンをスムーズに進行するには、映像の一部を拡大縮小し注目点を強調する、状況に応じて投影順序の変更が容易であるなど、画面レイアウトの変更の自由度が高い方が良いでしょう。
遠隔地から社内ネットワークに接続すると、その場にいない社員とも画面共有ができます。映像と音声を共有する会議を実現することで、場所を問わず全社規模で意見交換ができ、会議内容やプレゼン手法の幅が広がります。
受信機・送信機の両機能を兼ねる1台を用意すればそれだけで接続できる、送信機不要のワイヤレスプレゼンテーションツールもあるのです。人数分・台数分の送信機を用意しなくてよいのでコスパが良く、管理も楽になります。
保証年数は、購入から1年とする製品が多い中、3年や5年とする製品もあります。保証期間が長いと、それだけ長く安心して使用できます。コールセンターに連絡する時、保証書が必要となるので、きちんと保管しましょう。
主に法人を対象として、購入を検討している顧客候補にデモ機を貸し出し、性能や実際の使い勝手を確認してもらうためのサービスがあります。このサービスを利用することで、実際に会社で使用するイメージが掴みやすくなります。
全日本空輸株式会社は、従前の会議システムでは説明資料の同時表示ができないため、紙の資料を併用していた経緯があります。そこで、完全ペーパーレスでの会議運営が可能なワイヤレスプレゼンテーションツールを導入しました。サーバーに接続さえできれば場所を問わずにワイヤレスで会議開催できる構成です。会議資料の2画面同時表示も簡単な操作で行え、参加者は議論に専念できます。ツールの活用で完全ペーパーレス化を実現し、役員から高い評価を得ています。 参照元:キッセイコムテック株式会社(http://www.kicnet.co.jp/mobile/smartdiscussion/case12.html)
情報処理サービス業のA社の会議では、これまで機能説明書や帳票といった大量な会議資料を参加者の人数分準備。会議資料はメール等で事前送付しましたが、必要と判断した参加者はそれも当日出力して持参していました。製品導入後は資料を出力することなく、プレゼンモードにて説明を実施することで、印刷コストを大幅に削減。「ポインタ」や「ペン」といった、いまどこを説明しているのか示す機能が便利で、説明を受けている方もわかりやすいようです。 参照元:MP:eMeeting公式サイト(https://emeeting.mobileplatform.jp/cases/)
ハンバーガー大学は大規模な会議にも対応。社員や店舗のクルーを対象とした授業を行ったり、その他会議にも利用されます。通常はパーティションで区切って2部屋として使っていますが、一つの大部屋として200人規模の会議室としても利用できます。部屋ごとに別々のシステム運用を行ったり、1つのシステムとして運用したりと、臨機応変に使えるエントランス施設内で、ワイヤレスプレゼンツールを活用した映像共有も可能となっています。 参照元:東和エンジニアリング(https://www.towaeng.co.jp/case-study/case111/)
これからの時代の会議は手間なくローコスト、よりスマートに。
そのアイデアを5つご紹介します。
PCに付属品のClickShareボタンを挿すと、画面がワイヤレスで投影でき、社内だけでなく来客時にも活用できます。
複数のコンテンツを同時に表示でき、離れた場所にいる会議参加者同士でのコラボレーションを実現します。
HDMIでの出力映像をワイヤレス伝送でき、ボタンをワンタッチするだけの簡単な操作で映像の切替が可能です。
ワイヤレス経由で、4台までの画面分割および同時投影が可能で、人数に応じて画面が自動的に配置されます。
特別なソフトは不要で、ワイヤレスプレゼンが簡単に実現します。最大4人同時表示が可能で、映像は高画質です。
最大16名のワイヤレス接続が可能で、操作は簡単です。AES128bit暗号化によるセキュリティ保護を実現しています。
ワイヤレスで画面投影が簡単です。タッチパネル機能付きモニターに接続するとモニターから端末を操作できます。
ボタンを押すだけでワイヤレス投影ができます。高画質・高音声の映像の切替に要する時間は1秒以下です。
大画面モニターやプロジェクターのある会議室で複数のPC画面をワイヤレス表示し、プレゼンに活用されます。
中小会議室向けのワイヤレスプレゼン機器であり、使用環境に合わせたIEEE802.11acによる高速無線伝送が可能です。
学校のAVに組み込み、ワイヤレス化されます。最大4画面表示可能で、生徒のPCへの映像配信や遠隔地での講義も可能です。
既存のプロジェクターに接続しワイヤレス投影を可能にします。司会者モードを使用すると、発表者の変更が容易です。
PC画面をモニターにワイヤレス投影でき、専用アプリを使用することで、スマホやタブレットの画面も投影可能です。
HDMI端子を装備したStick型機器です。外出先でもPC画面のワイヤレス投影ができ、会議がスムーズに進行します。
ミラーリング技術を使用した画面の共有を行うことが可能なツール。スマホをパワーポイントのリモコンとして使用できます。
ワイヤレスによる非接触型の画面共有が利用できます。セッティングも簡単なので、ミーティングもスムーズに進みます。
ノートパソコンなどの機器から会議室のディスプレイまで、スムーズに共有可能。最先端のセキュリティとパフォーマンスでさまざまな機関で使用されています。
マイク、スピーカー、ユーザーコントロールを統合した会議ユニット。ワイヤレスなので穴あけの加工や配線が不要です。
ボタン1つでデータソースのノートPCにワイヤレスで接続できます。そのため、プレゼンテーションを開始するまでの準備時間が短縮できるのが大きなメリットです。
6人のユーザーが同時に会議に接続できます。メモのキャプチャやリモートユーザーへの対応など、プロフェッショナル向けのプレゼンテーションシステムです。


